雪彦山、地蔵岳すべり台から大ジェードル凹角ルート

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    JUGEMテーマ:クライミング
    前回たまたま地蔵岳のすべり台を登る事になったんだけど、その時、東稜ノーマルルートからじゃなくて、その手前からも行けるルートがあるのを知った。次はそっちから行ってみたいと思って調べると、すべり台の上、大ジェードルの面白そうなクラックの写真も発見。瞬時に次ここね、と決まった。

    当日は快晴。マルチ日和で沢山の人が来ていた。いつもの東屋から地蔵岳東稜方面に向かう。何度か来てるのでもう慣れた道だ。
    地蔵岳の基部に到着。東稜ノーマルの取り付きはそこからさらに登った所なんだけど、今回私達は地蔵岳にぶち当たったすぐの所から登る事にしていた。このルート調べたけど、名前が分からない…
    私が出発してすぐに団体さんご到着で、順番待ちになった。サクサク登らなきゃ。そう言えば私達が先行するのは、遥か昔の御在所前尾根以来だ。ちょっとドキドキ。2ピッチ目以降のビレイ点で少し相棒が話した所によると、前回の雪彦でもお会いした方で、お客さんを案内中のガイドさんだった。そして、今回私達と同じルートを登るらしい。色々とお話出来て楽しく登る事が出来ました。アドバイスありがとうございます。
    さて。

    まずは1ピッチ目。
    地蔵岳の基部ぶち当たった所から離陸。簡単な登りだけど、とにかくランナウトするのは東稜ノーマルルートと同じで、うっかりしないように気を付けた。ほぼ真ん中をワシワシ登る。ピッチ終わり位には棚が何段もあり、マントル、マントル、マントル。クリップしたのは随分前だよなぁと思いながら登った。

    2ピッチ目
    真ん中より少し上でビレイポイント。
    一旦真っ直ぐ上に登り、ちょっと行ってから右斜め上に、すべり台下を目指す。トラバース部分は何て事ないんだけど、やっぱりプロテクションが乏しいので丁寧に登った。途中で真新しいリングボルトみっけ。私はもうその上に出てたからスルーしたけど、次登る時はここを目指してトラバースしよう。今回は変わりに小さいカムを上で一つ使った。
    すべり台では先行二人組みが離陸したばかり。なので、その下の松の木でピッチを切って相棒に登って来てもらう。すべり台すぐ下の木がもっと太ければそっちの方が良かったんだけど、ちょっと細くて頼りないので、更に下の太い松の木にした。でもこれがわっさーと茂ってて、松だからチクチク痛かった。相棒、サクサク来るので、ロープのたぐりが間に合わず、途中からロープを手にテクテクと歩いて来た。そのまま、すべり台の取り付きまで登っていって貰う。後から私も取り付きにin。

    3ピッチ目
    すべり台右ルート。
    前回登ったのと同じ。本当は中央ルート行こうかと思ってたんだけど、下二つがリングボルト。その内の上の方のは過去に誰かが落ちたみたいで、リングが楕円になってた。これをみてちょっと怖くなった私は右ルートを選択。
    前回ブッシュの中まで登ってからピッチを切ったのだけど、今回はすべり台登り切ってすぐの木でピッチを切った。覗けば下が見えるので、声はちゃんと届く。相棒が登ってきたら、さっきと同じ要領でそのままブッシュの中まで登っていって貰い、その後を私が追いかけた。
    一旦ここでロープをまとめて背負う。ブッシュの中を馬の背の取り付き目指し歩いた。次はいよいよ大ジェードル。
    途中開けた所で見上げると、大ジェードルとその周辺は混雑中だった。沢山の人が登っている最中。なのでその地蔵岳のピークを見渡せる所で一旦お昼御飯にした。この日は暑かったので凍らせた飲み物がすごく美味しい。生き返る!
    大ジェードルは初見なので、後からくるガイドさん御一行の方が、人数多くても早いかも知れない。なのでお昼を食べている間に抜かして行って貰おうとゆっくり食べてたんだけど、一向に追いついて来ない。さては私達、さっきのブッシュ帯で道を間違ったのかも?
    まあ、馬の背の取り付きはわかってるのでそろそろ出発。と思ってたら、男女二人組みが通り過ぎて行った。…間違ってはないみたい。
    片付けてとりあえず出発。
    馬の背の取り付きでは先ほどの男女ペアが登っているところだった。
    私達はそこを右に通り過ぎ、さらにフィックスロープの所を一段下りる。と、ここでガイドさん御一行が追いついて来た。あー、そっか、私達をやり過ごすのに、ガイドさん達もお昼御飯にしてたのかも。悪いことしたなぁ。
    大ジェードルの取り付きまで移動。少し登りがあるのだけど、1段目はロープ背負ったままで。その奥の取り付きにたどり着くのがちょっと分からなくて、私は横手から入った。ここ回り込むのはロープなしでは先が分からず不安だったので、立木でとりあえず一本プロテクションをとって、相棒に確保して貰って登った。登ってる途中でガイドさんが追いついて、こっちから登るんだよと、もうちょっと下の所を教えて下さる。なるほど。
    私達のほうが遅くなるかもと、順番交代を申し出たのだけど、大人数だからとご遠慮された。ん、じゃあ、お言葉に甘えて先行。精一杯頑張るわ。

    4ピッチ目
    いよいよ大ジェードル凹角ルート。
    ここを登る方達は皆、キャメ5を持ってらした。私は今回キャメ赤と0.75と0.5と0.3を各一本ずつ。大ジェードルは木からもプロテクションが取れるし、周りの細いクラックからも何とかなりそうと言う見込み。
    さて。

    ビレイステーションは混雑してるので、違う面のリングボルトに0ピン。下にあるので落ちたとしてもこれでは止まらないんだけど、テラスから転がり落ちる心配はなくなった。少し上がって立木からスリングで1ピン目を取ると相棒にリングボルトのを外して貰う。
    クラックは半身はいるワイドサイズ。私はなるべくクラックで登りたかったので左差しで行ったけど、実のところクラック登りしなくても壁に沢山ホールドがある。クラックの中にもチョックストーンが段々になっていて、見た目よりずっと簡単。途中ハンガーボルトからと、クラックの中の細いクラックにキャメ0.3でプロテクションが取れた。
    気持ち良く登っていると、下からガイドさんが、その辺りから右に出ると教えて下さった。上を見るとちょっと登った先に錆びたハーケンがある。何も取らずに右に出るのも不安なので、まずはハーケンにクリップ。そこから右に回り込むと壁の向こうにハンガーボルト発見。あらら。クリップした後、ハーケンの方を外しておいた。まあ、初見ってこんなもの。
    このピッチを離陸する前に教えて貰った通り、正面壁のビレイポイントを一旦目指す。男の人二人組が登っている最中だったので、ちょっと寄って1ピン目取らせて頂いた。お邪魔しましたー。
    そのまま、左寄りに通り過ぎ直上する。途中ハーケンが一本。ここも簡単な登りだけど、ランナウトする。と言うか、ラインがハッキリしないので、どこでも好きな所を登る感じ。頂上に出ると目の前に最終のビレイポイント。頂上でビレイするのは気持ちがいい。下を見ると相棒が登って来てるのが見える。喉がカラカラだった私は水が登ってきてるとしか思えなかった。
    頂上に二人到着して一気に水分補給。くー!沁みる。
    暫く近くの人と話をしたりして、マッタリと片付けて下山。
    なかなか楽しいルートだった。
    mooala | マルチピッチ | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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