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    雪彦地蔵岳、貧者の一灯を一登して来た

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      JUGEMテーマ:クライミング

      ようやく登りに行けたー!
      他の予定が多く、クライミングに行く筈の日は雨で流れ、先月外に登りに行けたのはたったの一回きり。しかも雨がパラつく中の短時間のボルダリングだけだった。きゃー、だんだんクライマーじゃなくなってきそう。
      梅雨な上に、もう一つの方の趣味が、3年に一度の大舞台って事で、しょうがなかったんだけど。でもそろそろクライミングに出掛けられないと私、禁断症状が出そうだった。
      そして迎えた今週の休み。雨が続いてたから、岩の状態はよくないのは分かってたけど、当日雨ではないからもちろん出掛ける事にした。雪彦地蔵岳。本当なら先月登っている筈だったのに、伸びに伸びたもんだ。

      馬の背からよく見える壁に、前々から気になるラインがあった。けど、取り付きが分からない。それがこの前の大ジェードル凹角ルート登った時に、たまたまこのルートの開拓の方と一緒になって、この「貧者の一灯」の取り付き場所を教えていただく事が出来たのだ。運がいい!

      貧者の一灯は頂上に抜ける1ピッチ40mのロングルート。グレードは5.11a。開拓者さんの話では、フリーに慣れた人ならもう少し易しく感じるだろうって事だった。ボルトの間隔も広くはないって話。本当なら私、マルチで限界グレードに挑戦ってしないんだけど、このルートなら万一登り切れなくても、他のルートから頂上に抜けられるので何とかなると踏んで挑戦してみる事にした。何より、私の見た感じ、どうにもなりなさそうって気はしなかった。
      ただ事前の情報が乏しく、クイックドロー何本必要かって事も分からなかったので、少しビビってたのは確か。

      さて当日の朝。前夜まで雨続き。きっとシケシケだろうと覚悟してたけど、雪彦山は思ってた以上に悪かった。雫が上から流れ、1ピッチ下部は全体ににゅるにゅるの苔か何かで覆われてる。き、気持ち悪いよー。私史上最悪。そして朝の内はガスってて、頂上は完全に隠れてた。んー。でもゆっくり登ってたら乾いてくれるよね、きっと。

      地蔵岳に辿り着いてすぐの、ノーマルルートの手前、前回登った所から登り始める事にした。

      1P
      前と違って雫が垂れ、ヌルヌルの岩は凄く怖い! この下部を越えてしまえばよく陽が当たってて乾いていたけど。そのかわり物凄く暑い。高温多湿でミストサウナの中のようだった。何となく前回より時間がかかったような気がする。早くもバテバテ。

      2P
      汗が滴り落ちる。もう何でもいいからさっさと登った。大した登りでもないのにフーフー息が切れる。ちょっと上がってから滑り台の方にトラバース。前回見つけた新しいリングボルト目指して。途中ヌルヌル岩地帯があった。濡れてなきゃスタスタ行ける所だけど、大股でまたぎ越し。無駄に派手なムーブでおかしかった。ロープが重い。

      3P
      お腹が空いて、バテバテフラフラ。後続パーティーがいないので、ここでお昼ご飯にした。冷たい飲み物と炭水化物で生き返った。

      すべり台右ルート。左端はビショビショだったけど、右ルートは無事だった。前回通り立木でピッチを切って、セカンドにそのまま樹林帯の中まで登ってもらう。

      上でロープ担いで馬の背取り付き過ぎて、一旦下って上がる。大ジェードル凹角ルートの取り付きへ。取り付きへの最後のひと登りがロープなしでは少し不安だったのでロープを出した。大ジェードルのテラスに到着。貧者の一灯はここから。

      貧者の一灯
      ボルトの数が分からなかったのでクイックドロー15本持って行った。実際にはハーケンも含めて11本使った。

      ビレイステーションに0ピンした後、左の壁に移る。角にハーケンがあったので1ピン目。けどこれ、少し上がってからロープの流れが悪くなると分かったので、クライムダウンして回収した。初見はこういうの迷って手間がかかる。
      全体に手はガバが多いんだけど、足がない所が何カ所か。手に頼って足スメアで思い切って体を投げ出したら上のガバに手が届く。「行ったはいいけど、あのホールドは見た目通りのガバなんだろうね!」と何度か思った。途中、いいクラックがあったのでハンドジャム。
      真ん中辺りで振り返ると、馬の背のピークがすぐそこに見えた。下から眺めてた時よりずっと近くに感じる。以前に来た時はあのピークに座って、このルートを眺めながらおにぎりを食べたんだっけ。
      真ん中より上の辺り?で更に左寄りにラインをとり過ぎたようだ。ちょっとランナウトしてるからカムを使いセルフ。見回すと右側にボルトを見つける事が出来た。ルート復帰。相変わらずの気温と湿度で相当へばってたんだけど、この時フッと気温が下がったのが分かった。遠雷も聞こえる。気温が下がるのはいいけど、にわか雨は遠慮したい。下で相棒がヤキモキしてるかと思うとちょっと焦った。のんびり敗退してる場合じゃない。何が何でも行き切らなきゃにモードが変わった。後で聞いたら相棒は、何とかして抜けると思ってたらしい。良かったー、敗退しないで。
      最後のクリップをした後は、頂上付近は簡単なのでランナウトしてる。簡単とは言え、ここまでくるとロープが重くて重くて。後は体力勝負だった。ホント下から引っ張ってるのか思うほど。最後のひと登りはロープに引き戻されないよう、まずたぐってから体を上げた。ロープを持ってる腕が少しつってしまった。でもどうにか頂上へ。急いでセカンド確保の用意をしたけど、この時のロープ引き上げの、シンドイこと! そして喉がカラカラ。セカンドが登り切ってから飲んだ冷たいお茶がとても美味しかった。

      最後のピッチ、セルフとってテンションしてしまったのが悔やまれるけど、それでも楽しいクライミングだった。今の私にしたら結構頑張ったと言えるかな。でも、もうちょっと自分の限界まで我慢出来るようになろうと思った。マルチだとついつい余力を残して置きたくて、限界の大分手前で弱腰になってしまうから。しっかり確保されている場面ではもうちょい粘ろう!

      この後雨に降られる事なく無事下山出来たのでラッキーだったんだけど、途中でヒルにたかられて絶叫大パニックになった!幸い吸い付かれる前に払い落とせたから良かったけど。ズボンの裾から侵入したデッカいヒルを発見して、私は精神的に大ダメージを受けた!
      今の時期の雪彦は、ヒルがウジャウジャいましたよ。

      ビショビショの1ピッチ目


      1ピッチ目取り付きを見下ろした所。靄ってます。


      すべり台のテラスで。

      mooala | マルチピッチ | 13:05 | comments(2) | trackbacks(0) |
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